2016年7月13日水曜日

石切り場の教会とブルターニュの屋久島

2時過ぎのTGVでパリに戻る日
朝食後に案内するところがあるから…と
ジャン氏の運転で邸宅を出発しました
まずスーパーでランチ用のパスタを購入
マダムジャクリーヌが準備をすすめてくれています
その後近くの村のマルシェに立ち寄り
デザート用のフルーツを選びます


どれもおいしそうで迷いましたが
2種類のチェリーとアプリコットを購入

その後お友達のシャトーがあるから行ってみる?…と
ここ
屋根が高いです
中はどんなふうになっているの? 
歴史ある建物であることはまちがいありません
むかえてくれたのは
おそらく…住人のわんちゃん
とても人なつこく、まるで敷地内を
案内してくれるかのように
一歩前をしっぽをピンとたてて
嬉しそうに歩いていきます
時々振り返っては
私たちが一緒にきていることを確認しながら

ここは畑
ここまでくるとビューンと走っていき、
しばし自分の世界にひたっているよう
あまり時間もないので
駐車場の方に引き返してきたのですが
いつの間にか戻ってきて
見送ってくれました

次に訪れたのは山深いところ
車をとめて下っていくと
谷間になっていて建物が見えました
出発前にマダムジャクリーヌが説明してくれた教会です
深い穴があってそこに教会があるのよ
とても素敵なところ、と言ってくれていたので
洞窟かな?と思っていたのですが…
もう何百年も前から石切り場としてつかわれていたところで
石を切り出したあとにできた空間に
教会をたてたのだそうです

すごく雰囲気のあるところでした

さらに下っていくと
こんなものが‼? 
怪獣のまゆのようなもの
海外の(確か台湾)アーティストが
羊の毛をつかってつくったそうです
かなり大きいです 
その時には誰もいなかったため
とても神秘的な感じがしました

ここでコンサートがひらかれることもあるそうです
音響効果が抜群なのでは?

教会脇のマリア像の周辺をみると
石を切り出した感じがわかります

最後に連れて行ってくださったのは
これまた深い渓谷
駐車場からごろごろとした石の山道を
かなり下っていきます
先頭に立つジャン氏は
80歳とは思えぬ軽やかな足取り

下りきったところに苔むした大きな岩の
河原のようにな場所がありました
岩の下方ではゴーゴーと水の流れる音
ひんやりとした空気が心地よかったです

こころ洗われるひとときでした
行ったことはないのですが
屋久島のイメージ
駐車場の近くの教会の庭にも紫陽花が…

TGVの時間から逆算し、ランチも計算にいれて
綿密にアレンジしてくださったのが
あとになってよくわかりました

あ、という間の3日間
人生で忘れられない
素晴らしい時間となりました

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