2016年12月9日金曜日

そうだ京都、行こう。その3.鮎茶屋 平野屋

伏見稲荷大社からJRで京都駅にもどり、
山陰線に乗り換えて嵯峨嵐山に向かいました

駅に着いたのは正午
奥嵯峨の鳥居本にある鮎で有名な老舗、
平野屋さんの予約が1時でしたので
散策がてら歩いてむかうことにしました 
野宮神社から大河内山荘に向かう竹林の道は
風情があり大好きな場所だったので
そこを通っていこうと記憶をたよりに歩いていくと
ものすごい人、人、人
ちょっとテンションがさがってしまったのですが…
トロッコ嵐山駅をすぎたあたりからは
かつての静けさがもどって
のどかな田園風景がひろがっていました



鳥居本をめざして
ゆるやかな坂道をのぼっていくと
むかしながらの風景がひろがる街並みに
はいってきます

駅からゆっくり歩いて40分近く
鳥居の先に目指す平野屋さんがみえてきました
上の鳥居は愛宕神社の一の鳥居
かれこれ400年も前から愛宕参りの人々の
おやすみ処(茶屋)として愛されてきたそうです
ブーツをぬいで振り返ると
すてきな空間が…
母屋の多くは400年前に建てられた
当時のままだそうで
通されたお部屋もそこかしこに
歴史が感じられました
お部屋から見える景色も昔のまま

いちばんはじめにでてきたのがこれ!
え?デザート?
とびっくりしたのですが
まずはここまで歩いてのぼってきた
参拝客の疲れを昔から癒してきた
3種の志んこ餅でおもてなしを、と聞き、なるほど…と

そして保津渓谷に近いことから
鮎問屋も営んでいたそうで
今では鮎料理が一番の名物となっています

残念ながら鮎の季節は終わっていて
今回は嵯峨豆腐のコースを予約しておきました
珍しいいわなのおさしみ
生姜醤油で 
いわなの塩焼き
こちらは柚子醤油
鮎の山椒煮と湯豆腐

もちろんこれだけではありません
暖かい湯葉や山菜づくしのお皿、野菜の天ぷら、
ひりょうずの炊き合わせ、鯉こく等々
お酒とともにゆっくり時間をかけていただきました 
美味しかった!
駅付近の喧騒がうそのようです

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